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第3回目は、スラストアップとスラストダウンについて書きたいと思います。
スラストとは「ぐいぐい押す」という意味を持ち、推進力の強さを意味します。
トレンド形成に必要不可欠なロウソク足フォーメーションで、トレンド継続、高値（安値）更新の原動力になります。
それでは、実際に見ていきましょう！よろしくお願いします！
前回も書きましたが、ロウソク足のプライスアクションは、日足で見るのが良いと思いますので、特に初心者の方は、日足で勉強してみてください！
スラストアップとは？
まずは、スラストアップから見てみましょう！
「スラスト」というのは、冒頭でも書いた通り、強い推進力を意味します。
スラストアップというのは、図に書いた通り、前日の高値を当日の終値が超えること（実体で超えること）です。上昇の継続を示唆します。
あくまで、当日の終値が前日の高値を超えることであり、ヒゲで超えたとしても、実体の終値で超えてなければ、スラストアップとはなりません。
Pointスラストアップは、当日の実体の終値が、前日の高値を超えることで、上昇の継続を示唆します。
スラストアップの意味
スラストアップの意味は、上昇の継続ですが、投資家心理で言えば、
「髙くても買いたい」という投資家が多いということです。
通常、前日高値は、抵抗帯として働くものです。その高値を超えても買いが続々と入ってくるという状況ですので、上昇圧力の強さを表しています。
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スラストダウンとは？
次にスラストダウンです。スラストアップと反対になります。
スラストダウンは、図に書いた通り、前日の安値を当日の終値が超えること（実体で超えること）です。下降の継続を示唆します。
あくまで、当日の終値が前日の安値を超えることであり、ヒゲで超えたとしても、実体の終値で超えてなければ、スラストダウンとはなりません。
Pointスラストダウンは、当日の実体の終値が、前日の安値を超えることで、下降の継続を示唆します。
スラストダウンの意味
スラストダウンの意味は、下降の継続ですが、投資家心理で言えば、
「安くても売りたい」という投資家が多いということです。
通常、前日安値は、支持帯として働くものです。その安値を超えても「売り」が続々と入ってくるという状況ですので、下落圧力の強さを表しています。
スラストアップ・スラストダウンまとめ
スラストアップ・スラストダウンとも（上昇、下落の）推進力が強い状況にあります。トレンド中に連発して出ることも多いので、実際にチャートを見て調べてみてください。
もちろんスラストアップ・スラストダウンが出たからと言って、100％その方向に動くとは限りませんが、動く確率が高いと認識し、特に初心者の方は、反対取引はしないようにしてください。
基本はトレンドフォローです！
今回は以上です。
⇒第4回は、「ランウェイアップ・ランウェイダウン」です。
第4回「ランウェイアップ・ランウェイダウン」ロウソク足のプライスアクションで相場を読み取る！
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